お客様からのご相談
ご相談18USB メモリーのファイルが壊れてしまいました。もしかしたら、いきなり抜いたからでしょうか。
USBメモリーを直接開いて編集しました。作業が終わったので、PCに保存して、そのまますぐUSBを抜いたら、PCには保存されておらず、USBメモリーの中にもありませんでした。
ピーシーキッドからのアドバイス必ず「ハードウェアの安全な取り外し」を行って行ってから、USB メモリーを抜いてください。
USBメモリーは書き込む速度があまり速くありません。USB3.0対応のUSBメモリでさえ安価なものだとだと30MB程度しか書き込みません。なので、Windowsの場合、「保存しました。」と表示させておき一旦メモリに仮置きしてその後もUSBメモリーに書き込みを続けるというようなことをしています。 そのため、いきなりPCからUSBメモリーを抜いてしまうと、実際にはまだUSBメモリーへの書き込みが終わっていないので、ファイルは破損した状態になってしまうということです。従来の、タスクバーにある「ハードウェアの安全な取り外し」を押してからUSBを引き抜くと言う作業はUSBメモリーに書き込みが完了するのを待つという意味合いがあります。
尚、外付けのHDDの場合も同様です。比較的最近のHDDなら1秒間に100MB程度の速度で書き込みを行いますが、大量のデータを書き込む場合、一部のファイルが破損してしまうリスクがありますので、必ずタスクバーにある「ハードウェアの安全な取り外し」を行ってから取り外して下さい。書き込み作業が終了する前にUSBメモリーを抜いてしまった場合、そもそも正常なデータがUSBメモリーには存在しないことになるので、データ復旧でもデータは戻ってきません。この場合、正常なデータはPC側から取り出す必要があります。